創業明治32年(1899年)の「天草酒造」は、天草で唯一の焼酎蔵です。創業以来120年余使い続けてきた甕(かめ)で、全て作業で造られているのは、この蔵を代表する芋焼酎「池の露」。ひと口飲むと、まるで焼き芋を頬張った時のような甘い風味が広がります。最盛期には4カ月ほど泊まり込み、夜中も3時間おきの作業が続くと語るのは、四代目・平下 豊さん。「一滴、また一滴と蒸留するので、ゆっくりゆっくりできていく。だから濃厚で香り高い焼酎に仕上がるんですよ」と、焼酎に対する平下さんの思いを直接聞くことができるのも、多くの人を引き付けて止まないこの蔵の魅力です。
焼酎蔵の目の前に広がるのは、天草東海岸の青い海!遠くに臨むのは、鹿児島県の獅子島です。この蔵では位置する場所柄、鹿児島の芋、長崎の麦、そして熊本の米という焼酎文化が息づいており、全国でも珍しく芋・麦・米で焼酎を作っています。平下さんは2021年5月に、こうした自慢の焼酎に加え、天草の食材を使ったグルメも味わえるカフェ『KANPAI AMAKUSA』を立ち上げました。「焼酎ファンはもちろん、天草ファンが集う魅力発信基地にしたい」と熱い思いを語ります。
例年4月頃には「新和 de KANPAI」という酒蔵イベントも開催。船上焼酎バーでは、限定焼酎を提供して左党を魅了してきました。そんな集いの場を常設したいという平下さんの思いを叶えた「KANPAI AMAKUSA」へ、県内外から多くの人々が訪れています。そのテラスに立てば、穏やかに波打つ海とぽっかり浮かぶ島々が目前に広がり、これぞ天草の原風景!この豊かな自然と温暖な気候に包まれながら、焼酎をゆったりと飲む時間のなんとも贅沢なこと。天草の食材をたっぷり使った「おむすびらんち」(平日は要予約)もお楽しみ~♪イベントやランチなどの営業情報はフェイスブックやインスタグラムをチェックしましょ!
天草酒造/KANPAI AMAKUSA
- 住所:熊本県天草市新和町小宮地11808
- 電話:0969-46-2013
- 定休日:日曜、祝日、年末年始
- Webサイト
-
天草夕映 ANNIVERSARYトリップ
1泊2日編特別な日には、極上のアニバーサリードライブ。世界遺産・﨑津教会で厳かな時を過ごし、最高のトワイライトが待つサンセットクルージン…
詳しくはこちら -
福岡からひとっ飛び!
海外リゾート!?@天草 日帰り編今度休みが取れたなら福岡空港からわずか35分の天草へ!リゾートロケーションを満喫しましょう。干潮になると、海の中から島へと続く…
詳しくはこちら -
天草美酒KANPAIトリップ
1泊2日編美食のパラダイス・天草をさらに深く愉しむための切り札が、天草唯一の酒蔵「天草酒造」。蔵元見学はもちろん、試飲からランチまで味わえ…
詳しくはこちら -
映画みたいなドライブをしよう
@天草 日帰り編キラキラの日差し、碧い海。潮風を感じながら、ただ、ただひたすら、車を走らせるだけでも楽しいのが天草。そんな天草をイルカ色のオープ…
詳しくはこちら -
食も器も絶景も天草爛漫トリップ
春夏シーズン日帰り編「とびきり美味しいお鮨を食べに行こう!」
詳しくはこちら
熊本・天草諸島へひとっ飛びすれば、そこは一年中がお魚天国!世界遺産の﨑津集落で食… -
やったらハマる!
本物だけ求めて巡る天草の旅1泊2日編1日目は、天草の見どころを巡る観光と製塩体験。翌朝早朝遊漁船に乗り込み釣りをして、釣果を片手に名物居酒屋へ。料理人に手取り足取り…
詳しくはこちら -
食も器も絶景も天草爛漫トリップ
春夏シーズン1泊2日編春から初夏にかけての天草は、まさに美食の楽園!その金看板は、並み居るウニの中でもダントツ希少なムラサキウニ。かわいいイルカのヒコ…
詳しくはこちら